2014年11月19日水曜日

Kindle Voyageレビュー

本日(2014年11月18日)、遅ればせながら「Kindle Voyage(ボヤージュ)WiFi+3G」を入手した。今回、さわって気づいたことを中心にレビューを書いておきたい。


過去、eInk系のKindleは、「Kindle2」、「Kindle Paperwhite (第1世代)WiFi+3G」、「Kindle Paperwhite (第1世代)WiFi」、「Kindle Paperwhite (第2世代)WiFi+3G」と使ってきた。故障したり、譲渡したり、紛失したりで結果的に5台目のVoyageに至った。その中で、Voyageの300dpi高解像度画面は最高の品質である。

小さい文字でもクリアに読めるので、目が疲れない。Paper Whiteでは読むのがつらかった、文字の拡大縮小ができないいわゆる「画像本」でも負担を感じない。若い人にはあまり関係ないかもしれないが、中高年にとって最高のデバイスと言える。

また、Paperwhiteでは、ベゼルから文字領域部分が数ミリくぼんでいたのだが、それがなくなって完全にフラットになっている。これは、読みやすさを影響しているわけではないが、たいへん気持ち良いように感じる。

ベゼルを握りこむというか、押すことでページをめくる機能が付いた。物理的なページめくりボタンはKindle2でもあった機構なので目新しいわけではないが、フィードバックとして微小な振動を返すようになっているところがポイントとなっている。なお、このページめくり機能のオンオフ、握りこみの感度、振動の強さは調節可能。


しかし、疑問が残るのは、右のベゼルを押しても左のベゼルを押してもページが進むというデザインである。ベゼルの上部を押すとページが戻るのだが、これも左右は関係ない。右開きと縦開きで異なるのは当たり前だが、左右のベゼルを押すことで、それぞれ「進む」と「戻る」が実現されていて欲しかった(またはその設定ができるようになっていて欲しかったところ)。

ページ送りのスピードは「画像本」でもまったく遅いと感じることはない。初代のiPadMiniのKindleアプリでよくある、ページをめくったときのもたつきや、アプリケーションに戻った際に毎回画面が白くなって再読み込みが行われる現象もなく、ストレスを感じない。唯一ストレスを感じるのは、文章に線をひいたあと「ハイライト」を指定するまで1,2秒時間を要することぐらい。


最後にカバーについて。

少々値段のはる(4,860円)の「ORIGAMIカバー」を選んだのだが、カバー部分が商品名どおり折り紙のようになっており、立てかけることができる。


読書の時に使うことはないだろうが、資料的な書籍を参照する際には活躍するだろうと期待できる。全体がマグネットになっているので、スチール面にはりつけることもできる。

というわけで、Voyage+ORIGAMIカバーの組み合わせは、都心の本を格納するスペースのない中高年には最高の読書環境を提供してくれる最高のデバイスとなっている。値段が値段なので、Paperwhiteから買い換えてまではオススメしないが、酔った勢いで購入しても後悔はないと断言したい。

次世代のeInk系Kindleに期待するのは、生活防水機能と画面の大型化である。